手塚治虫さんの漫画の中で1、2を争うくらい好きな漫画がブラックジャックなんですが、今回、実写ドラマ化されるということで楽しみ半分、不安半分で拝見しました。
ドラマ「ブラックジャック」のキャスト
無免許の天才外科医ブラックジャックは高橋一生さんが、髪型といい、メイクのいい、声の高さといい、かなりイメージに近かった気がします。
声の高さは普段の高橋一生さんよりも敢えて低くしていたんですかね?そんな感じがしました。逆に声の高いブラックジャックは軽すぎて嫌なので、やはりちょうどよかったなぁと。
ピノコ役の永尾柚乃さんは、もう少しコミカルでもいいかなって思いましたが、実際は子供が演じてるので仕方ないですかね。
また話の途中に出てくる奇妙な病気になり顔が変わってしまった妻・えみこ役に松本まりかさんが。松本マリカさんの演技ってちょっと癖が強いというか、顔の表情作り方とかが気になりだすとどうも長引いてストーリーに集中できないんですよね。
なので、個人的にあまり好きな女優さんではないのですが、こういう癖のある役で逆に控えめな演技をすると光りますね!
ドラマ「ブラックジャック」の感想
全体的な少し薄暗い雰囲気とか、ブラックジャックの海辺のいつも天気の悪そうな家とか、作品全体の雰囲気も上手く再現されていて思った以上に楽しめました。
これをシリーズ化したり、ワンクールのドラマにするともう少し考えなくてはいけない点もあると思いますが、スペシャルって考えるとポイントを抑えたいいまとまりかなと思います。
ブラックジャックのエピソードの中で、今回取り上げられた話は比較的古いかな?と思うので、もしかしたら今後のドラマ化も想定していたのかもしれませんね。
エピソードの繋ぎも割と自然だったし、ブラックジャックの日常はこんな感じで次々と事故の現場に遭遇したり、彼の元に手術の話が舞い込んでくるんだなぁと、不思議な感覚で楽しみました。
Tverでまだみれるので、原作好きな方、高橋一生さん好きな方、ぜひ観てみてください!