ドラマ「コーヒー＆バニラ」の感想

原作があまりにも有名な「コーヒー＆バニラ」がドラマ化されていたので、アマゾンプライムで観てみました。

原作は朱神宝による同名の漫画で、現在も連載中です。

ほぼ原作に忠実に物語が進行しているような気がします（まだ途中まで読んでいるところですが）。

主人公のリサは大学生。地方から東京に進学し、大学デビューをするものの、内気な性格で恋の経験はゼロ。周囲からのお誘いにどう対処して良いかわからず、断り続けているうちにキャンパス内では勝手に高嶺の花のようになってしまっていた。

そのときカフェでやや強引なナンパから助けてくれたのが、飲食店を経営する社長の宏斗。そのまま高級レストランでの食事、宏斗がクラス高級マンションへ・・・恋が未経験のリサにはトントン拍子に進む急展開すぎる恋。絵に描いたようなシンデレラストーリーです。

正直に感想を書いてしまうと、私にとってはかなり観るのがキツイドラマでした←でも性格的に最後まで見ないと気が済まないので、頑張って最後まで観ましたが。

本当に原作が人気なのか疑わしくなるほどで、原作も読んでみましたが・・・主人公のリサを演じた福原遥さん、宏斗役の桜田通さん共にやっぱり原作のイメージとは違いました。

リサ役の福原遥さんの演技もですが、特に宏斗役の桜田通さんの演技は個人的にダメでした。予算なのか放送時間帯なのか分かりませんが、周りの役者さんたちも含めて、普段、普通に目にしているドラマや映画の役者さんたちのクオリティがいかに高いのかというのを逆に身に染みて感じることとなりました。

ゴールデンタイムのドラマなどは、時々アイドルの方とかが出るとやや浮いてしまうことは確かにありますが、周りの役者さんたちの素晴らしいフォローがあってああやって良い作品が生まれているんだってことが、本当によくわかりました。

原作が好きな方達がどんな感想を持つのかはわかりませんが、個人的には久しぶりにこれは見ているのがキツイなぁって思う作品でした。

できればもう一度、違うキャストでドラマ化されることがあったら、もしくはアニメ化されたら見てみたい作品です。