今シーズン放送されているドラマ、テッパチ!を観ています。
一見、地味なストーリーなのですが、意外と面白くてついつい毎週楽しみにしてしまっています。
ドラマ テッパチ!のおもしろさの理由
自衛隊って、消防士や警察官と比較されることの多い職業ですが、普段は人の目に触れることがないだけ、子供にはヒーローとして認識されにくい職業ですよね。
警察官や消防士は、消防学校が近くにあったり、街中で見かけることがあるので、なんとなく子供でも想像がつきやすい仕事だと思いますが、自衛隊って駐屯地の中は普通の人は足を踏み入れることもできないので、関係者がいないとなかなか何をやっているのか分かりにくいんですよね。
そんな自衛隊にフォーカスを当てているこのドラマ、自衛隊の知らない世界が見れるおもしろさがありますよね。
また、ストーリーが地味なところがいい!!
恋愛ものとか、派手に活躍させたりしてフィクションとしてガッツリ作り込むこともできると思うのですが、機密事項は守りつつリアリティを追求している感じがするところに好感が持てます。
今の時代って、それはないだろうっていうツッコミが結構きてしまうし、作り物で感動する時代って終わったのかな?って思うんですよね。
テッパチ!のあらすじ
主人公は、町田啓太が演じる国生宙。
高校時代はラグビー部のエースとして活躍していたが、独りよがりのプレーで怪我をし、そのまま仲間との溝が生まれ引退、卒業してからは、肉体労働などで生計を立てている。
が、職場でも仲の良い友人がいるわけでもなく、なんとなくうだつの上がらない毎日を過ごしている。そんななか、むしゃくしゃしていた時に街中で喧嘩をしてしまい、警察沙汰に。
職場の社長が迎えに来てくれるものの、その場でクビを言い渡される。
その足で一人暮らしのアパートに帰るも、家賃滞納でアパートも退去しなければならないことに。
そんななか、美味しいステーキを食べさせてくれて「お前にぴったりの仕事がある」、と仄めかしたのが、陸上自衛隊で教育中隊長をしている八女純一(北村 一輝)だった。
最初は反発していたが、なかなか仕事も決まらず日々の生活もままならない状態だった宙は「寮付きで三食飯付き、体力勝負のお前にもってこい!」という言葉を思い出し、自衛隊訓練生の試験を受けにいく。
詳細なストーリーは、ここで書くとネタバレになってしまうので自粛しますが、ドラマの中ではそこで出会った訓練生の仲間たち、自衛隊としての任務や訓練の日々が描かれている。
ドラマ テッパチ!の感想
インターネットでは、自衛隊についていろんな意見が散見されます。
私自身は、自衛隊の存在に感謝しているのでこのドラマは好意的に捉えています。
以前、自衛隊の人が話していて印象的だったのが、自衛隊を見たことないということは、災害もなく世の中が平和ということ。
自衛隊の人たちは、災害救助や復興支援などがもっぱらの業務ですが、他にも防衛関係の見えない仕事をたくさんされているんですよね。
ただそれが敢えて自分から知ろうとしなければ、一般の人の目に触れることはないので、自衛隊の貢献のおかげで維持されている平和を普通の人が実感する機会って本当に少ないと思います。
このドラマでは決して目立つことはない自衛隊の仕事の一部を垣間見れるのも、良いドラマではないかなと思います。
似たようなドラマで、空飛ぶ広報室というドラマも結構面白かったので、おすすめです。
こちらはAmazon Primeで観れるので、興味のある方は是非!