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ドラマ「教場II」の感想。ネタバレあり。

春からの新ドラマで、木村拓哉さん主演の教場の主人公、風間公親が帰ってきますね。

TVerで教場IIを久しぶりに観たので、感想をまとめました。

 

 

ドラマ「教場II」の概要

教場II [Blu-ray]

 

教場IIはフジテレビ開局60周年記念に2020年1月に2夜連続、放送されたドラマ「教場」の続編ドラマです。

 

「教場」の原作は、長岡弘樹の同名小説「教場」シリーズ。警察官になるために入った警察学校=教場(きょうじょうと読みます)で、冷酷な教官「風間教場」を生徒達が卒業するまでの間の様々な時間や人間模様を描いている。

 

前作「教場」に出演した、第198期訓練生、工藤阿須加さん、三浦翔平さん、川口春奈さん、大島優子さんたちも、出演されていますので、「教場」を観たことある方にも楽しめると思います。

 

 

ドラマ「教場II」のあらすじ


舞台は神奈川県警察学校、いわゆる「教場」。

木村拓哉さん演じる、冷徹無比な教官「風間 公親」は、元神奈川県警捜査一課の刑事で、全てを見透かすような常に冷静な目で厳しく生徒たちをみている。当然、些細な変化やトラブルは見逃さず、時にはトラップを仕掛けてでも真実を暴き、適性がないと判断された訓練生には厳しい対応をしている。

教場は198期だったが、今回の教場IIは初任科第200期短期課程の生徒たち。以前と変わらず厳しい指導と訓練を受けていた。警察学校は適正のない人間をふるい落とす場と考えている風間教官は「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える風間は、トラブルを起こした生徒には「君にはここを辞めてもらう。サインして持って来い。明日か明後日か? 何なら今でもいい」の決めゼリフで容赦なく退校届を突き付ける。

が、それには過去の卒業生とのことが関係しており、右目は義眼、「私ほど警察を呪っている人間はいない」と個人的に警察への恨みを口にする訳ありの一面を持っている。

 

今回の200期の生徒たちの風間教場の副教官は「服部 京子(佐藤仁美)」 、「須賀 太一(和田正人)」が。そして今回、副教官見習いとして「田澤 愛子(松本まりか)」が強行犯係の刑事から異動をしてやってくる。白バイ隊員を目指し、車が走る音などでスピードを当てることができるように耳を鍛えている「鳥羽 暢照(濱田 岳)」、199期の訓練生だったものの、ある事件をきっかけでトラウマを抱え体調不良で休学していたが、200期訓練生として復学した、「石上 史穂(上白石萌歌) 」、ハーモニカが得意だが、体力がないため一部の生徒からいじめを受けているが、昔のある被害をきっかけに生活安全課で働くことを希望している忍野めぐみ(福原遥) 、小さい頃から時間の感覚がきちんと掴めず、集合時間にも遅刻することが多く、198期卒業生で指導員を務めている「宮坂 定(工藤阿須加)」が気にかけている生徒に「漆原 透介(矢本悠馬) 」、警察一家の一人娘で、父親も叔父も神奈川県警の幹部の「伊佐木 陶子(岡崎紗絵)」などなど、さまざまなバックグラウンドを持つ訓練生が今回も集まっている。

 

そんな中、強行犯係の刑事から警察学校に赴任してきた「田澤 愛子(松本まりか)」は、他の教官たちと違い訓練生と親しく話したり、食堂で一緒に食事をとるなど訓練生徒の距離が近く、風間や服部から注意を受ける。京子(佐藤仁美)から苦言を受ける。案の定、田澤の行動はあるトラブルの予兆だった。他にも学校内で窃盗、倉庫内からテロの爆弾を製造することができる材料が盗まれるなど、今回のいろんな事件や生徒の問題行動を風間が次々と見抜いていく。

 

 

ドラマ「教場II」の感想。ネタバレあり。

 

このドラマはなんと言っても、木村拓哉がいわゆる「キムタク」キャラじゃないところにありますよね。ドラマを見るたびに木村さんっぽさを感じてしまうことがありますが、教場は本当に木村さんらしさがすっかり身を潜めている作品だなと感じます。

 

その抑えた演技が逆に冷静さや冷酷さが表現されているというか。見事にマッチしていますよね。今回は生徒たちだけではなく、教官を含めさまざまな人の全てを見透かし、それぞれを正しいというか、本人たちのために導こうとする風間の姿がなんだか悲しそうにも見えて、風間教官の過去が本当に気になりますね。

 

訓練生の卒業のシーンで、そんな過去を回想するようなやり取りが。卒業式で白バイ隊員を目指す鳥羽と握手を交わすシーンで「私の右目のことで覚えがあるな」と風間教官が鳥羽に話かけます。え!?って思ったのですが、答えはエンディングロールの後に。

風間が警察学校で花壇に水をあげているのは、卒業生である後輩の遠野章宏(北村さん)と関係があるのだが、その遠野と張り込みをする刑事時代の風間が。大雨の中、2人が刃物のようなものを持った男を目にすると、遠野はその男を1人で追いかけていく。「すいません、見失いました」と風間の元に遠野が戻るが、その後、男に後ろからメッタ刺しされる。風間は助けを呼ぶが、その瞬間、男が持ったドライバーが風間の右目に・・・

 

そしてその男が走り去るときに、ぶつかったのがなんと白バイ隊員を目指す鳥羽だった・・・ということでした。すごく真相が気になりますが、鳥羽は犯人の顔を覚えている可能性があるということみたいですね。4月から放送される新シリーズでは、鳥羽も当然出演するでしょうし、犯人のことももしかしたら明らかになっていくのかもしれませんね。

 

とにかく新シリーズのドラマが楽しみですね。

 

教場はアマゾンプライムでも観れます。

 

 

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